湯宿温泉は、約1,200年前の仁寿2年2月8日に須川村の弘須法師による大乗妙典誦川満願の夜、薬師如来が現れ種々の薬湯を賜ったのが始まりと言われています。（当館所蔵『湯宿村温泉記録』より）
その後、関東と越後を結ぶ三国街道の宿場町として栄えた湯宿温泉には、4つの共同浴場や石畳など今でもその落ち着いた面影を残しております。
また、初代沼田城主の真田信之が関ヶ原の合戦の疲れを癒すために訪れるなど、真田家ゆかりの温泉地でもあります。
湯宿温泉の始まりと伝えられる2月8日に、末長く湯宿温泉が続いて行くことを祈願して、当館の敷地内にある源泉施設にて毎年行われます。
（上記画像は開湯式の様子です。）
古くから湯治場として親しまれてきた湯宿温泉は、現在も江戸時代の宿場町の面影を色濃く残しており、4つの共同浴場「窪湯」・「竹の湯」・「松の湯」・「小滝の湯」が残されています。
※場合によりご利用いただけない場合もございます。初代沼田城主の真田信之が関ヶ原の合戦の疲れを癒すために訪れたことを始め、2代目 真田信吉、3代目 真田熊之助、4代目 真田 信政も下屋敷として愛湯しました。
中でも5代目 真田伊賀守信真は痔の持病のため、特に湯宿温泉を愛湯され見事に治癒したために、薬師堂を再建され薬師瑠璃光如来を祭られました。
湯宿温泉 源泉かけ流し 湯治の宿
湯本館
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